2009/03/08

海辺のカフカ

今の私が読んではいけなかった気がする。
村上春樹はネジマキ鳥クロニクルから2本目。印象はかなり詩的で内向的。日々ぐるぐるまわってる人間(私?)の頭の中を、つらつらと書いているような、そんな感じ。
自分という人間は空っぽで、なかたさんていう読み書きのできない人より空っぽていうのが、すごく、リアル。
少年が自由になりたくて逃げ出す、というのが自分と重なった。
旅をして、色々考えてやっぱり元の生活に戻るていうのが悲しかった。私たちは人生のラインから外れることはできないのかな。
出て来る所員の人が、そういう生き方はとても大変だと繰り返し語る。
自分を規定するものがなくなったら、自由で、苦しくなるだろうけど、その状態でしか見つけられないものがあると思う。
少年はそれを見つけた気がしてうらやましかった。
抽象的で概念的なので、同じようなぐるぐるする人じゃないと理解できないかも。(友達がわけわかんないって言ってた)

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