【流れ】
浅草寺に集合。人力車にご夫婦それぞれが乗り,その後を参列者は歩いてついていく。
雰囲気は暗い。誰もしゃべらない。
まあ,取材が入ってしまってまわりで忍者のようにカメラマンが走り回って,
撮りまくってたら,話しもできないということもあるけど。
参列者は四人(旦那側3人,奥さん側1人)
ご夫婦二人が真っ黒な服で驚いた。いつもこうなのかな。
奥さんは真っ黒な帽子もかぶってるし。(たぶんすっぴん。いいの? )
ルートはよくわからない住宅地を進む。
特に浅草らしさを堪能できる道というわけではない。
ほんとに住宅地。びっくり。そしてリコン屋敷という看板がかかった小さい小さい小屋に着く(写真右側。左側の大きな家は関係ない)
小屋の屋内には入る訳ではなく,
玄関と入り口(シャッター)の間の小さな空間で式をやるらしい。
(え,ここでやんの?)
広さは三畳半くらいかな。
電気もないので真っ暗です。
(取材の方がいたので,そのランプの明かりに助けられた)
壁にはポスターがビニールテープでかろうじて貼ってある。小屋の玄関にはエキセントリックなカエル(たぶんご神体?のイメージなんだろう:写真右のピンクのやつ)。
そして中央に指輪置き場。
まず,参列者が入り,待機。
その後夫婦が入り,プランナーがなれそめならぬ,二人の離婚に至る経緯を軽く説明。
「いつ結婚して,何年間結婚生活して,価値観のすれ違いで。。。
お互い努力はしたけどだめでした」みたいな感じ。
夫婦がそれぞれ一言。
「今日は来てくれてありがとうございます」とかかな。
あまり覚えてない。ほんとに一言だった。
友人挨拶「リコンおめでとうございます。正直何を言って良いのか分からないですが,
新たなスタートになるといいですね」
て感じだったような。。。これもほんと一言。
最後に指輪をひとつ割ります。最後の共同作業です。
壊した指輪をカエルの口に放り込んでおわり。
あとは取材の人がたくさん質問して,奥さんが泣いちゃってた。
「たくさんいいことも思いだしちゃって・・・」て。
実際には旦那さんは未練?があって,奥さんは決意してるようだったのだけど,
七年もいればいいこともたくさんあるよね。
あとは会食して,浅草寺をそぞろ歩きして,
雷門で観光客の隙間で花道をこじんまりつくり,
夫婦が逆方向へ歩いていくのを見届けておしまい。
参列者や夫婦の話しを聞いてみたところ,
参列者「服装が困る。めでたいのかめでたくないのか,自分の立ち位置に困惑した。
最初の雰囲気が暗くて残念。あと,ぼろい。ポスターの真ん中が折れていることが気になった。」
旦那さん「長年一緒にいて,離婚届け一枚で終わりなのは虚しい。だから式をやろうと思った」
なるほど。
十人ほどに声をかけ,参列してくれたのは三人だったそうです。
他は断られたらしい。
【感想】
離婚という場がどんなに二人の門出や再出発の場であろうとも,
”おめでとう”は違うと思った。
旦那さんに
”結婚して良かったですか?”
と尋ねたところ,
”よかったよ”
と即答。
”基本的に楽しいよ”
と寂しそうな笑顔を見ていたら,
離婚式ができるくらい壊れてなくて,長年一緒に生活して,
それでも別れなきゃいけない何かがあって別れてしまうなんて,
やはりとても哀しいことなんじゃないかな。
たくさんのメディアに取り上げられて,
昨日もNHK含め三社くらい取材に来てたけど,
彼らはどう伝えるのだろう。
私や他の参列者が感じた何かを伝えてくれるのだろうか。
あれはおもしろおかしく,ただ新しいとか,
ムーブメントとして祭り上げるものではないと思う。
写真は雰囲気的に撮れなかったので,ネットで拾いました。
でも一緒です。このまんま。
http://www.cyzowoman.com/2010/06/post_2062.html
http://ameblo.jp/rebridal/archive2-201004.html
参列者うんぬんより,
本人たちが満足というか,気持ちを整理できればいいかなと思います。
ただ,参加を検討されている方は,一度下見をオススメします。
一見は百聞にしかず。

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